フェルマーの最終定理

Xn + Yn= Zn  nが2より大きい場合整数解はない。
ピタゴラス教団の時代、数学は哲学と同様に扱われていた。現代の学校で学ぶ数学は、多くの場合科学、工学など実用に供するだが、かつては思索、思想であった。
 古代、整数が発見された。整数だけでは説明のつかない事象が見つかり、その後、負の数字、分数、無理数、虚数が加えられる。
 ゼロより左側に座標をとる負の数字、整数と整数の間にある分数、無理数、実数と直角に座標をとる虚数。
 数字と実体との関係。整数、数字の正負、分数までは想像ができる。無理数はピタゴラスの定理がわかりやすい。
 数字は無限、無限とは。

 ゲーデルの嘘つきのパラドックス
 「私は嘘つきだ」これが真実であるとすると私は正直であることになり、言っていることが偽となる。偽とすると私は正直でなくてはならないが、「私は嘘つきである」と言っている。真、偽の証明ができない。

アンドリュー ワイルズにより証明される。
 正、負の数、分数、無理数、虚数などはものづくりに関わっていれば使われている。日常には縁遠い定理の証明の意味は?ピタゴラスは哲学者で数学者だった。人間の知の欲求。不確実性をなくしたい欲求=証明。未解決問題の存在。

コメント